
紅海の観光船に悲劇が発生:17人が行方不明
紅海での観光船惨事:捜索救助活動が進行中 紅海で起きた悲劇的な事件で、観光船が沈没し、外国人を含む17人が行方不明となった。エジプト当局は、マルサ・アラム沖でのダイビング中に「シー・ストーリー」号が遭難し、28人が救助されたことを確認した。 警報は現地時間午前5時30分(グリニッジ標準時午前3時30分)、**観光客31人と乗組員14人を乗せた船が緊急信号を発信したときに発せられた。紅海知事アムル・ハナフィ少将は、生存者がワディ・エル・ジェマル地域におり、現在医療援助を受けていると報告した。 当局はまだ事件の原因を明らかにしていないが、さらなる調査に努めている。 捜索活動の強化 捜索救助活動には多大な資源が投入されている。エジプト海軍の軍艦「エル・ファテフ」と軍用機が、行方不明者の捜索活動に積極的に参加している。ハナフィ知事は、徹底した捜索を確実に行うために、軍の各部門が協力することを強調した。 報道によれば、救出された人の中にはイギリス人観光客2人が含まれており、他の2人は行方不明となっている。フィンランド外務省も、行方不明者の中に自国民1人がいることを確認した。一方、英国外務省の報道官は、被害を受けた国民とその家族に支援を提供していると述べた。 エジプト駐在の中国大使館は、同国民2人が救出され、現在は安全であると報告した。 気象条件により救助活動が困難に この事故には気象条件が影響した可能性がある。エジプト気象庁は、地中海と紅海の両方で荒れた天候が予想されると警告し、週末の海上活動は控えるよう勧告していた。風速が 60~70 km/h に達し、波の高さが 3~4 メートル に達したことで、海上が危険な状態になった可能性がある。 シーストーリー号には、スペイン人観光客5人、イギリス人観光客4人、ドイツ人4人、米国人2人など、多様な乗客が乗船していた。救助活動が続く中、誰が救助され、誰がまだ行方不明なのかは不明のままである。 マルサ・アラムは素晴らしいダイビングスポットとサンゴ礁で知られ、エジプトの南海岸を探索する観光客に人気の目的地となっています。 捜索活動が続く中、当局は行方不明者の捜索に全力を尽くすとともに、この困難な時期に生存者とその家族への支援を確実に行っています。