オーストラリアで愛される最大のワニ、カシアスが死去

オーストラリアで愛される最大のワニ、カシアスが死去

オーストラリアの野生動物保護区は、これまで飼育されていた最大のワニであるカシウスが死んだと発表した。体長約5.5メートル(約18フィート)、体重約1トンのカシウスは、正確な年齢は不明だが、110歳以上と推定されている。この印象的な海水ワニは、1980年代にノーザンテリトリーで捕獲されて以来、クイーンズランド沖の島の保護区で暮らしていた。 2011年、カシウスは飼育下で生息する最大のワニとしてギネス世界記録に認定された。マリンランド・メラネシア・クロコダイル・ハビタットはソーシャルメディアで悲しみを表明し、カシウスを「私たちの最愛の仲間」であり「大切な家族の一員」と表現した。保護施設に来る前、カシウスは野生に生息しており、捕獲される前は牛を捕食したり、ボートのスクリューを壊したりすることで悪名高かった。 この生息地の創設者ジョージ・クレイグ氏は、1987年にカシアスを手に入れた。オーストラリア放送協会の報道によると、カシアスは37年以上にわたりクレイグ氏に計り知れない喜びと友情をもたらした。悲しいことに、先月クレイグ氏がケアンズに移住した後、カシアスの健康状態は急速に悪化し始めた。保護区は、カシアスはかなり高齢で、野生のワニの寿命を過ぎていると思われると指摘した。 この施設は、カシアスが生涯を通じて親切にしてくれたすべての訪問者に感謝の意を表し、カシアスが亡くなった後、数日間は限定的に営業するかもしれないと述べた。オーストラリアからのその他のニュースでは、研究者が最近、「無限の猿の定理」として知られる確立された思考実験に異議を唱えた。一方、イングランドのクリケットチームはワールドテストチャンピオンシップの出場権を失い、どのチームがまだ出場権を獲得するチャンスがあり、その目標を達成するために何が必要かという議論が巻き起こっている。